坂川研究室は地域と交わる「デザイン」の研究室です。
研究室から地域へ、地域から研究室へ、様々な人が行き交い、共に創造し合う、
地域に開かれた研究室を目指しています。
地域というマクロな視点から、ローカルまでフォーカスしながら、
デザインの力で、未来を描いていきます。
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坂川研究室は全国でも珍しい、ローカルデザインとデザイン教育の研究室です。
ローカル【Local】という言葉には、
「土地の、地方特有の、局所的な」という意味があります。
したがって、ローカルデザインは
「その土地らしさ」を表現することであると考えています。
さらに拡大解釈をすれば、「自分らしさ」の表現でもあります。
そのため、坂川研究室の学生は、その土地だからできること、
自分だからできることに、卒業制作等で取り組んでいます。
また、デザイン教育については、まだまだ発展途上の領域であり、
新しいデザイン領域でもあると考えています。
「どうやってデザインを教えるのか」という点のみならず、
「なぜデザインを教えるのか」「デザインの価値を伝えるためにはどうしたらよいか」
といった、デザインそのものの未来を考える領域だからです。
デザインという手法、物事の捉え方は、
その価値がまだまだ浸透していないと感じています。
坂川研究室では、デザインのバトンを未来へ繋ぐために、
様々な可能性を実践を通してカタチにしています。
2021
坂川研究室(1期生)
男子学生6名所属
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・既読無視を活用したグループチャットアプリの開発
・子供を連れて来店したくなる店舗サイトの制作-地域に密着した美容室を対象として
・クライアントの創造的な発想を促すヒアリング手法の提案-Webサイトのデザインを対象として
・オンラインコミュニケーションをサポートするツールの提案-身体と環境に着目して
・観光地の住民と観光客のつながりを生むWebサイトのデザイン-松島町を対象として
・予算を「カタチ」で管理するアプリのデザイン
2022
坂川研究室(2期生)
男子学生6名、女子学生1名所属
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・モーショングラフィックスを用いた映像作品制作
・未来への意識を高めるポートフォリオサービスの提案
・試合における緊張感に着目したソフトテニスワークショップ
・タスクの実行を促すタスク管理ツールの提案
・テキサスホールデムポーカーの魅力を感じさせる映像の制作
・換気の意識を向上させる体験の提案
・ロックカルチャーを軸としたアイドルグループの提案
2023
坂川研究室(3期生)
男子学生6名、女子学生3名所属
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・南部鉄器を手に入れるきっかけとなるWebサイトのデザイン
・[産学連携]南三陸の塩蔵わかめを対象としたデザイン企画-地産地消の拡張を目指して
・素材の質感の違いに着目した感情図鑑の制作
・うつろいを感じさせる化粧品のブランディング
・野球のセオリーの認知と理解を促すアプリの提案
・睡眠について考えるきっかけを与えるツールの提案
・発想力を鍛えるツールの開発
・食後の時間「モクテル」を支援するツールの提案
・日帰り旅行を体験できる映像の制作
2024
坂川研究室(4期生)
男子学生8名、女子学生3名所属
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